2010年5月26日水曜日

碁は戦略 知らずに打てない19の秘法 =★★★★=

牛窪 義高 (著), 月刊碁学 (編集)/毎日コミュニケーションズ
「碁の戦術」に続く第2弾。
前書が主に接近戦に関する棋理、手筋を解説するのに対し、本書は全局的な観点からの棋理を解説している。特に、厚みや模様がある場合に、価値の高い場所はどこかを考えることがポイント。
やや上級者向けの内容であるが、説明はとてもわかりやすい。読後、プロの棋譜を眺める視点が少し変わった気がする。

2010年5月15日土曜日

囲碁編集部 (編集)/誠文堂新光ヒラキとツメだけをテーマにした本はこれくらいのものだろう。内容は比較的簡単で、あまり複雑な解説は省略している。一手の価値の大きさがわかるとより優れていると思うのだが。